小川隆夫氏の「ONGAKUゼミナール in 神戸」

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    ブログ・ヘッダーに書かれているように、ここは当地域の音楽イヴェント情報を扱う場所である。しかし、記録としてぜひ残しておきたいイヴェントが、昨日神戸で開かれた。今日はその報告をしたい。

    「小川隆夫のONGAKUゼミナール in 神戸」
       日 時  11月14日 14:00〜17:00
      場 所  Jazz & Cafe M&M (神戸市中央区栄町)
         http://www6.ocn.ne.jp/~kpsikeda/MandM/
       公演テーマ 「ジャズ100年の歴史をたどる」
     ● チャージ  2,500(1ドリンク付き)

    今回の企画の発端を作られたのがTJC会員の高田氏、そしてそれを細やかな配慮のもと、実現に導かれたのが当会の安田氏であり、東播磨からの参加者をはじめ、京阪神の各所から集まったジャズファン達は、その恩恵にどっぷり浸ることができた。まずは両氏のご尽力に感謝の意を表したい。

    小川隆夫氏のことをここで改めて紹介する必要はないだろう。ジャズ関係の書籍のページをめくれば、必ずといっていいほど氏のお名前に行き当たる。ジャズの現場に最も肉薄し、ミュージシャンの一番近いところにいつもおられ、その空気をそのまま読者の眼前に運んでくれるジャズ・ジャーナリストである。ジャズ評論家と言われる人達がたくさんおられる中で、敢えて「ジャーナリスト」の呼称に拘っておられるには大きな意味がある。昨日のセミナーで、司会をされた安田氏の口を最初に突いて出た言葉も、まずそのことだった。

    小川氏のプロファイルや最近のお仕事を知りたい方はこちらへ・・・
    http://blog.excite.co.jp/ogawatakao/

    セミナーの内容は、ジャズの歴史100年を振り返り、鳥瞰的な視座から眺め直してみようというものだった。一歩間違えば、学校の講義式授業になりかねないある意味リスキーなテーマでもあるけれど、氏は実際の音源をふんだんに交えながら、入門者にもわかりやすく解説をしてくださった。公演の2時間はあっという間に過ぎ去った。
     


    ジャズ100年の歴史を2時間足らずのセミナーで理解することなど到底できない。しかし、氏のたくみな話術によって、多くの参加者が100年の歳月を一跨ぎ(ひとまたぎ)できたように感じたに違いない。それは「価値ある錯覚」というべきものだ。自分の嗜好を拠り所に断片的にジャズを聴いている気ままなジャズファンにとって、通史は何度聴いても勉強になるものだ。

    セミナーが終わってから、氏を囲んで束の間の茶話会が持たれた。それは、あっというまに質問会にシフトした。普段思っているジャズに関する素朴な質問が、矢継ぎ早に氏にぶつけられる。その個々に丁寧に、そして時に熱く語られる姿が印象的であった。ある意味、そこからが本当のセミナーであったのかもしれない。



    (記:しろくま)



    コメント
    当日TJCの一員として参加。音源の豊富さにびっくり。なにより、偏見なく冷静に歴史をたどってくれたのに感謝。ジャズがもっと好きになりました。しろくまさん、また参加しましょう。
    • ジャズ好きおじさん
    • 2010/11/16 1:36 PM
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